辛い更年期障害はクリマラで解決

女性は更年期になると卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌量が低下するのですが、その女性ホルモンの分泌は視床下部にある下垂体でコントロールされているため、自律神経のバランスも悪化してしまいます。
閉経する前後の10年間は更年期障害の症状として、火照りやのぼせ、発汗、動悸、手足のしびれなどの症状に見舞われ、精神的な面でもイライラしたり不安感を覚えたり、うつの症状が現れたりすることもあります。
最近では不規則な生活やストレスなどによって30代でも更年期障害の症状に悩まされる人もいるようです。

更年期を迎える時期には生活面での変化を経験する人が多くなり、子どもの自立や親の介護問題などでそれまでには経験しなかったストレスを感じることも少なくありません。
ストレスを感じると血管を収縮させて血圧を上昇させるカテコールアミンやイライラを引き起こすコチゾールなどのストレスホルモンが分泌されて身体に影響を与えますので、更年期障害の症状が悪化してしまうこともあります。
更年期障害の症状で特に辛いと訴える人が多いのはホットフラッシュです。
ホットフラッシュの症状としては急に大量の汗をかいたり、真冬でもたくさん汗をかくようになったり、顔が紅潮して火照ったり、頭に血が上ってのぼせたり、暑がりになるなどがあります。

ホットフラッシュの症状を改善させるには、ホルモン補充療法が効果的です。
ホルモン補充療法の一つにクリマラというものがありますが、クリマラは貼るタイプの薬です。
貼ると有効成分であるエストラジオールを吸収して辛い症状を緩和してくれますし、経口摂取薬と違ってゆっくりと作用しますので副作用の心配がすくないと言われています。
クリマラは女性ホルモンの分泌量が減少することで引き起こされる症状の改善に効果があり、多汗や火照り、動悸、骨粗鬆症、性交痛などに効きます。
副作用は軽度ですが、不正出血や乳房の張り、不眠、貼った所の痒みやかぶれが起こる可能性があることも覚えておきましょう。

男性も更年期障害になることがある

更年期障害というと女性がなるイメージが強いのですが、実は男性でもホルモンバランスの乱れによる更年期障害の症状に悩まされることがあります。
症状としては倦怠感やうつ、不眠、めまいなどがあり、40代以降の男性に見られます。
倦怠感やうつの症状は疲れが溜まっていると見られますので自分が更年期障害だとは思わずに、特に何の対策もしないまま過ごしてしまう人も少なくありません。

男性ホルモンの分泌量は10代後半から30代をピークに減少する傾向にありますが、最近では加齢だけでなくストレスや不規則な生活から引き起こされているケースも多々あります。
男性の場合は重要な症状としてうつがあげられ、何もやる気が起きず人間関係も煩わしくなって仕事にも支障をきたすことが多くなりますので、急に衰えを実感するようです。
また、めまいや動悸、全身倦怠感、のぼせ、下痢などの自律神経の症状に悩まされます。

不眠症もメジャーな症状であり、入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒などを併発すると十分に睡眠が取れなくなります。
身体の疲れが取れなくなって疲労が蓄積されたり気分が落ち込んだり、免疫機能が減少したり、血圧が上昇したり、意欲が低下したりといった悪影響が現れます。

女性のクリマラによる補充療法のような治療法もあり、男性更年期障害なら保険適用が可能です。
ホルモン注射や内服薬、ホルモンクリームといった方法があり、うつのような精神的な症状があれば心療内科や精神科の受診も検討しなければなりません。
病院では血液検査や尿検査をすれば本当に更年期障害になっているかを調べることができますし、西洋薬による治療に抵抗があるようなら漢方を処方してもらうのも一つの方法です。

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